浄智寺の秋と快晴の小松コスモス園(2021年9月25日、10月3日)

北鎌倉浄智寺の秋(9月25日)

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土曜日の午後、東慶寺→浄智寺→建長寺→英勝寺と散策しました。秋めく浄智寺をアップします。

土曜日の午後ですが思いのほか電車も駅も空いていました。こちら側に降りる人は更に少なく、やはり向かいの円覚寺、明月院へ行く方が多いようです。近代的な鎌倉駅と違い年代と趣を感じさせる懐かしい駅舎です。

鎌倉の寺院は丘を背負い谷戸に深く伸びる形が多いです。浄智寺も竹や杉の多い境内で禅寺にふさわしい閑寂なたたずまいを保っています。三門から鐘楼門に続く樹木に包まれた石の階段は何度来てもホットする空間でいいですね。

この門は二階に鐘を下げた建物で鐘楼門と言います。見るからに立派な構えです。門の手前にススキの数株があり秋の装いを感じたのでさっそく撮影開始です。

少し廻り込んだところにコスモスと紅い萩の花が咲いていました。夏から秋に向かう花と言えばやはりコスモスでしょう。ここはコスモスに近づいてピントを合わせて撮影しました。背筋を伸ばした感じを現わしたいので縦位置で撮りました。

足元にはひときわ鮮やかな紫色の実をつけた小枝がありました。「何の実かな?」と思って見ているとお寺巡りのご婦人方々から「紫式部の実」と教わりました。名前の由来は、高貴な紫色の実を歌人の紫式部に重ねたものだそうです。

仏殿の裏に廻ると少し色付き始めたモミジと庭のコスモスです。モミジが紅く染まるのは二ヶ月後でしょうか?その頃は凄い人出でしょうね。

境内のここかしこに秋の七草の筆頭におかれている萩の花が咲いていました。枝垂れた枝に蝶のような形の花をたくさん咲かせています。控えめなその姿は洋風の建物より神社仏閣に似合っています。秋が深まれば紅葉も綺麗なので四季を通じて見所がありますね。

そして忘れてはいけないのが秋の風情を感じさせる秋明菊(シュウメイギク)です。その楚々とした佇まいから秋の茶花としても人気があります。元々は赤紫色ですが近年、他種との交配で白色も多く栽培されているとの事です。白色も清楚でいい感じですね。

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最後に彼岸花で有名な英勝寺を訪ねました。彼岸花は見頃を過ぎてましたが竹林の雰囲気が素晴らしかったですね。

ikuko

さっそく鎌倉の地図をチェックしました!今度、歩いてみます。以前に行った報国寺の竹林も良かったですよ。

相模原市川尻の小松コスモス園(10月3日)

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晴天予報の日曜日。野原一面のコスモスを見に行きました。2日前の台風の影響はどうなのか心配です。

電車とバスを乗り継ぎさらに25分歩いてやっと着きました。コスモス園は休耕田の活用を目的として開設されたものです。8月に植えられたと言うコスモスが一面に咲いていました。入場料は無料です。花摘みの場合は塩ビのパイプを渡されそれが一杯になるまで摘めて400円です。

色とりどりに咲くコスモスのお出迎えです。やはり台風により花が傷んだり茎が倒れているコスモスが沢山ありました。スタッフの方が昨日から棒を使い少しずつ起こしているとの事です。地道な作業を見て頭が下がります。ただ4、5日たてば自然に起き上がるとの話です。

その中でこの一角は倒れもせずに青空に向かって元気に咲いていました。これを見ただけでも家から足を延ばして来た甲斐があります。花摘みのできるコスコスまつりは24日(日)まで行われるそうです。

コスモス園の横にダリア畑があります。ダリアは茎も太くほとんどが無傷のようでした。プラス300円で3本迄摘み取れるそうです。

スタッフの方に道路を渡った反対側のコスモスも摘んで良いと教わりました。こちらの方が広々としています。この様な区画が数箇所ありました。花は白・ピンク・赤を主体に植えられており昔の野原を感じさせます。花摘みに勤しんでいる方をパチリ。

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一面に咲くコスモス。雲一つない晴天で綺麗ですね。

青空を背景に逆光で「ふんわりとした雰囲気」を狙いましたがどうでしょう?

これは地面に近い所の花を背景をぼかして「ポストカード風」に撮ってみました。新しいカメラは色々な機能があり遊びは尽きる事がありません。

コスモスの撮影と花摘みを終えてバス停に向かいます。あまりに天気が良く途中のファミレスで給水タイム兼の休憩としました。今日は天気もよく花に囲まれて楽しい一日を過ごすことができました。

摘んできたコスモスは家でまだ綺麗に咲いております。