紅葉の高尾山を歩く(2025年11月12日)

各地から紅葉の便りが聞こえていますよ。東京近郊では高尾山が見頃との話があります。

高尾山口駅→清滝駅(ケーブルカー)→高尾山駅→１号路→山頂

tanteiさんのお勧めで高尾山に来ました。折しも高尾山もみじまつり（10月25日～12月14日）の真っ最中です。色とりどりの木々と青空がいいですね。

体力温存と時間節約で清滝駅からケーブルカーを使用します。運転時間は片道6分で一度に135人を運べるとの事です。日曜日でしたが一台待っただけで乗れました。通常15分間隔のところ今日は10分間隔での運転だそうです。

高尾山駅を降りて1号路を暫く歩くと男坂です。男坂は百八段の階段です。百八段は煩悩の数と一緒で1段ごとに煩悩が消える？1段ごとに足が疲れる？いや～最後がきつかったですね。

登った先で迫力満点の天狗様のお出迎えです。天狗様は古来より神通力を持つとされ多くの天狗伝説や天狗信仰があります。高尾山は天狗信仰の霊山としても知られています。

薬王院御本堂。薬王院は天平16年(744年)に聖武天皇の勅命により東国鎮守の祈願寺として、高僧行基菩薩により開山された歴史ある寺院です。

色付きはじめたモミジの鮮やかなグラデーションが屋根に映えます。

今が見頃の美しいモミジの木もあります。青空もあり楽しい撮影タイムを過ごせました。

奥之院は境内の最奥にあり薬王院で最も古い江戸初期に建立されたお堂です。素通りする方が多い中、参拝の方がおられました。

山頂→4号路→高尾山駅(ケーブルカー)→清滝駅→高尾山口駅

高尾山の年間観光客は300万人前後で、世界一とも言われる人気の山です。山頂はさすがの人出で、人が途絶えるのを待つと日が暮れそうなのでモザイク処理としました。

関八州は聞いたことがありますが十三州とは大きく出ましたね。それにしてもモミジが鮮やかです。

展望台も人、人、人でした。冠雪の富士山が見れたので大満足です。近くで「富士山が見れた！後は下で温泉とビールだ！」との威勢のいい声が聞こえました。

午後になると1号路は混雑するので人の少ない4号路を下ります。4号路は舗装されていない登山道で途中のみやま橋がいい雰囲気でした。

帰りもケーブルカーの利用です。清滝駅近くのモミジは綺麗でしたが立っているのが精一杯で写真は無理でした。何しろ最急勾配31度18分は日本一の急勾配だそうです。

駅を出ると山頂の曇り空が嘘みたいな天気です。紅葉と青空の対比はこの日一番でした。山は下りると晴れるとは高尾山でも同じか．．．．

最後に行きに撮り損ねた高尾山口駅近くのモミジの大木をパチリして終了です。民家の白壁にモミジが映える素晴らしい景色でした。

紅葉の時期に登るのは初めてでしたが素晴らしかったですね。紅葉のポイントは清滝駅・薬王院・山頂の三箇所で、山頂の紅葉がピークの感じでした。