桜の新宿御苑
テレビのニュースで東京の桜の満開は23日と放送していたので1日前ですが久々に新宿御苑へ。新宿御苑は徳川家康の家臣・内藤氏の江戸屋敷の一部がそのルーツと言われており、明治から昭和の一時期は皇室の庭園になっていたとの事です。地下鉄を下り新宿門に来て見ると、なんと今日は無料開園日‼ありがたく入らせていただきました。
門を入るとすぐに目のつく満開のソメイヨシノの大木。Wikipediaによれば『ソメイヨシノは江戸時代の後期に開発され、昭和の高度経済成長期にかけて全国で多く植えられおり、このため今日では気象庁がサクラの開花・満開を判断する「標本木」とされている』全国に植えられている桜の8割はソメイヨシノと言われてます。
しばらく歩くと皆さん写真を撮るのが飽きたのかこの木の周りは人がまばらでした。それだけ何本もの大木の桜がありました。見事な桜なので頃合いを見てパチリ。
アップで。やはり桜はソメイヨシノ‼花言葉は「純潔」「優れた美人」だそうです。
その横に咲いていた鮮やかなピンク色の桜。これはヨウコウザクラ(陽光桜)と言い寒さに強いアマギヨシノ(天城吉野)と暑さに強いカンヒザクラ(寒緋桜)を交雑させて出来たそうです。ソメイヨシノより早く咲くので花はだいぶ散ってましたが綺麗でしたね。
その横に咲いていたのがユキヤナギ。花言葉「愛らしさ」「賢明」
朝早いこともあるのか?新型コロナの影響で外出自粛なのか?分かりませんが広場も人が少なく。瞑想している御仁がおり、なんとものどかな景色です。
私もあくせくしないで御苑菊最中を購入してベンチで一服します。中の餡子が美味しかったですね。やはりお茶は綾鷹でしょう。今日は本当に暖かく絶好の花見日和です。
さてと、満開の桜を撮れたので次にどこに行くのか案内板を見て考えます。気温も上がってきたので水辺のある南側の池へ行く事にしました。
旧御涼亭(台湾閣)は昭和天皇の御成婚を記念して、当時の台湾在住邦人の有志の方々から寄贈された建物で、建築家・森山松之助の設計により、昭和2年に竣工されました。【新宿観光協会HPより】
日本庭園と桜の向こうに一目でわかるドコモタワー(NTTドコモ代々木ビル)がそびえています。中々絵になる風景です。
別の場所で満開の桜と池を入れてもう一枚。
千駄ヶ谷門の近くの「下の池」は落ち着きがありゆっくりと桜を眺められます。池のグリーンと桜が素敵でした。
ここで大判カメラで風景を撮っている方としばし談笑。カメラは中古を手に入れたと仰ってました。コパルのシャッターについ教えていただきました。ほぼ毎日来て撮影しているとの事です。野外で大判カメラで撮影している方に会ったのは初めてです。
これは新宿西口のビルかな?遠くから見る事が無いので自信がありません。
場所を変えドコモタワーと新宿西口のビルを入れてみました。昼近くで風がなくなり穏やかな湖面も撮ることが出来て大満足です。満開の桜を楽しんだひと時をすごすことができました。
最後に池の畔に咲いていたツツジ。桜の次はツツジでしょうね。
プチ仙台観光
朝一で所用をすませ帰りの時間までプチ仙台観光。先ずは仙台駅の2階の観光情報センターで色々と教えてもらいました。やはり地元の事は地元の人に聞くのが一番です。
るーぷる仙台の一日乗車券を利用しての史跡めぐりを勧められ駅前からバスに乗車します。バスは一方向の循環バスで一周約70分との事です。土日祝は15分間隔で運行しており途中で地下鉄の駅近くにバス停もあり仙台駅にも楽に戻れるとの事です。
まずは仙台藩祖・伊達政宗公が眠る瑞鳳殿へ。乗車券を提示すると観覧料は100円引きです。曇り空でしたが豪華絢爛な建築に圧倒されます。
レトロ感あふれるバスで次のポイント仙台城跡へ
仙台城で再建されているのは大手門跡と脇櫓、石垣等で壮大な建築物はありません。大広間跡の伊達政宗騎馬像を見て往時の権勢をしのびます。
さらにバスを乗り継ぎ定禅寺通りへ。左側に見えるケヤキ並木の遊歩道は緑がなく寂し気なので三越側の商店街を散策しました。やはり杜の都は夏に訪れるのが良いのでしょうね。
ここで地下鉄に乗り換え仙台駅へ
駅近くの「伊達の牛たん本舗」で定食を食べて新幹線はやぶさで帰ります。東京駅まで1時間半です、新型コロナの影響か乗客は一両に20人程度と少なかったですね。