【10月14日(日)】駒の小屋8:50→小倉山10:50→14:00枝折峠登山口
東の空が少し赤らみ時間とともに雲海が沸き上がる幻想的な光景を見つめます。しばらくすると尾根を越える滝雲の光景が圧巻でした。迫力のある滝雲を初めて眼にしました。ゆったりとした雲の動きは荘厳な趣さえ感じさせます。左に平ヶ岳、右奥に至仏山と尾瀬方面の山も見えます。
谷間を埋め尽くした朝陽を浴びる雲海は言葉にならない素晴らしいものでした。登ってきて良かったと感じる瞬間です。
昨日はガスに包まれ展望が無かったので山頂に向かいます。登りの途中から駒の小屋を振り返ります。なかなか絵になる景色です。
今日の山頂は雲と青空の混じる素晴らしい秋の空です。
昨日登った越後三山(中ノ岳・八海山・越後駒ヶ岳)の最高峰中ノ岳の堂々とした山容が目にはいります。
そして峻厳な山頂の八海山
最高の舞台でのコンサートが始まっていました。予期せぬことだったので驚きましたが澄みわたる歌声が山頂を包みます。(写真掲載OKを貰いました)
厚かましくキロロの曲をリクエストしました。Best Friend を歌って頂きました。良かったですね~ありがとうございます。
演奏を終えて軽やかに下山する3人です。同行の女性が持っていたのはNikonのフイルムカメラかな?驚きました。
小屋に戻り登ってきた管理人さんと話を交わして下山します。周りの山々の見どころを説明して貰いました。
少し歩くと登って来る団体さんとすれ違いました。今日は天気の良い週末なのでまだまだ登って来るでしょう。
振り返ると山肌の紅葉は素晴らしいの一言です。
紅葉の尾根の向こうに堂々とした越後駒ヶ岳
今回も花の名前を聞かれました。すみません分かりません。
中央の小倉山から続く尾根の先の越後駒ヶ岳がだんだん遠ざかります。
昨日歩いた中ノ岳~越後駒ヶ岳の稜線です。改めて越後の山の深さに感嘆します。
秋空に向かう紅葉の登山道
秋の深まりを知らせるススキの穂が疲れた足を歩ませます。
峠のバス停でバスの時間を確認します。雨が降り出したのでトイレの軒下で雨宿りです。
下山してきた名古屋の青年に新幹線の浦佐駅まで車で送ってもらいました。感謝の言葉しかありません。
♪ 感動の越後駒ヶ岳 ♪
雨の中をがむしゃらに登り、展望の尾根を歩いてたどり着いた越後駒ヶ岳は素晴らしい所でした。皆さん食料と寝具を担いで登って来るだけあってやはり一言持っています。そういう方々が宿泊するのが駒の小屋の良い雰囲気を作っています。夜の星空と朝の雲海を見ることが出来、更には山頂で歌声を聴くことが出来ました。そして下山した枝折峠では好青年に出会えた思い出深い登山になりました。