冬の蝶ヶ岳で見る雪の槍穂高(2016年12月31日~2017年1月2日)

soratokaze

写真でしか見た事の無い雪の槍穂高をこの目で見たくて冬の蝶ヶ岳に行きました。過去に2度敗退しているので準備・計画を慎重に行いました。

コースマップ(釜トンネル~河童橋~明神)

コースマップ(明神~徳沢~横尾~蝶ヶ岳~徳沢)

12月31日:JR松本駅~釜トンネル~大正池~河童橋~横尾(テント)

【9:24】登山届を出した時に県警の方より「雪は少ないですけど気をつけて下さい」の言葉をかけてもらいました。感謝です。冬期はここから奥は歩きになります。

【10:21】大正池

【11:28】河童橋の上流側で見る吊り尾根。

【12:47】ここから見る明神・前穂も素晴らしい!

【14:40】横尾の山小屋(冬期は休業中)の前に設営です。今日は避難小屋に1パーテイ、テントは4張。

【25:20】夜中に起きて予行演習でオリオン座を1枚。

焦点距離:15mm、SS=20秒、f=3.5、ISO=12800

1月1日:横尾~槍見台~蝶槍分岐~蝶ヶ岳(冬期小屋)

【7:31】体調が悪く7時半に出発です。

【9:48】2時間半ほどでやっと槍見台です。

【9:51】景色を楽しみます。

【11:02】延々と樹林の中を登ります。

【12:29】樹林を抜け稜線へ。

【12:30】振り向けば素晴らしい展望です。

大キレットと槍ヶ岳への稜線
槍ヶ岳
槍ヶ岳から大天井岳への稜線

【12:50】蝶ヶ岳に向かいます。

【13:31】展望指示盤と槍ヶ岳

【14:18】3回目の挑戦でやっと登れました。35年振りの冬の蝶ヶ岳です。

atosukosi

お見事です。ついに雪の蝶ヶ岳に登られましたね。しかも3日間とも晴天!昼も夜も写真が綺麗。羨ましい。

soratokaze

松本のビジネスホテルと切符の予約は1ヶ月前だったのですがラッキーにも晴れてくれました。ますます晴れ男と自任しています!(^^)!

【14:22】雪に映える赤い屋根の蝶ヶ岳ヒュッテです。

【15:30】正月はやはり餅とお汁粉でしょう。

【16:42】明神岳南尾根の先に太陽が沈みます。

【16:45】染まり始めた槍・穂高の稜線

【18:11】松本の街灯かりとオリオン座

焦点距離:15mm、SS=20秒、f=3.5、ISO=1600

【18:20】御嶽山、乗鞍岳

焦点距離:23mm、SS=20秒、f=3.5、ISO=6400

【18:29】「月明かりに照らされる槍・穂高」撮りたかった1枚です。

[穂高連峰]焦点距離:15mm、SS=20秒、f=3.5、ISO=12800
[大キレット~槍ヶ岳] 撮影諸元は上と同じ
today

あけましておめでとうございます!好天を見事にひきあてましたね~星空もバッチリ!白い稜線と青い空のコントラスト、オレンジの帯!拍手です。

soratokaze

新年のご挨拶ありがとうございます。槍・穂高の写真は本やネットで見ていますが、登り立った稜線で青空と風の中で見る景色は全く別物ですね。だから山に引き寄せられるのでしょうね~

【19:49~20:18】「槍・穂高に降る冬の星々」念願の写真です。

使用カメラEOSM、焦点距離15mm、f=3.5、SS=6秒 、ISO=800カメラを固定して連続で270枚撮影し、比較明合成のソフトで1枚にしてます。さらに長時間露光した槍・穂高の写真と合成しました。

1月2日:蝶ヶ岳~徳澤~明神~河童橋~釜トンネル~JR松本駅

【6:34】1月2日の日の出です。

【7:42】小さくても富士山はいいですね。素晴らしい朝焼けを見れました。

【7:31】小屋の利用者は8名でした。単独の方に撮って貰いました。ありがとうございます。

【7:42】槍ヶ岳、穂高を見て下山です。

槍ヶ岳
穂高連峰と涸沢カール

【7:44】先行する下山者に続きます。

【8:13】このルートも雪は少なかったです。

【10:31】徳澤のテント場。入山時に10張あったテントは一つだけです。

【11:58】明神岳を見て河童橋へ

【12:43】雲の無い西穂・吊り尾根・前穂を見て上高地を去ります。

【16:36】松本駅1階の蕎麦屋で〆のざるそば。登頂の喜びを思い出す最高の美味しさでした。

soratokaze

テン泊、冬期小屋泊りの3日間でしたが多くの人と触れ合えました。驚いたのは入山日に上高地BTで写真撮影していた年配の方が「35年前から上高地に通っています。その頃は沢渡から歩きました」との話でした。ちょうど私も35年前の年末年始に6日間かけて常念岳に登っていたので「あの頃は入山者も少なかったので何処かで会っていましたかね」と話が弾みました。思い出深い登山になりました。