コースマップ
15日:JR松本駅~釜トンネル~大正池~河童橋~徳沢(テント)
【9:57】河童橋の近くが工場中で釜トンネルから除雪された車道を歩きます。
【11:18】大正池に着きましたが残念ながら穂高は雲の中でした。
【12:16】上高地バスターミナルです。昨年秋に来た時の喧騒が嘘のような静けさです。
【12:43】すぐに河童橋です。ここで初めてスノーシューハイクのご夫婦にお会いしました。
【13:42】明神岳も雲の中です。今日は展望に恵まれませんでした。
【14:18】この先トレースはありません。干し芋を食べてのおやつタイムです(^^)/
【15:53】静まりかえった徳沢に到着です。
【16:15】誰の踏み跡もない広い雪原です。まあ~適当な場所に設営しました。
【21:21】周りに誰もいないので夜中に起きだしてコヒータイムです。
16日:徳沢(テント)~長塀尾根撤退点~徳沢(テント)
【7:09】東の空が明るくなり始めました。蝶ヶ岳を目指して出発します。山頂の冬期小屋を使用する計画なのでテントは置いて行きます。
【8:10】かすかな踏み跡は先週末の入山者かな?
【9:29】見上げれば青空です。
【11:14】途中から膝下のラッセルになりました。
【12:50】やっと前回の撤退地点です。約6時間登りましたがまだ半分しか来ていません(>_<)
【13:45】さらに1時間登りましたが体力が限界です。日没までに山頂の冬期小屋に着けないと判断して撤退と決めました。
【13:45】見上げればいつの間にか青空はなくなっていました。
【16:40】転げる様に尾根を下り帰って見ると今日もテントは一張りです。
【22:57】オリオン座と冬の大三角形です。風もなく静かな星空を満喫しました。
【23:20】マイナス8℃と暖かい夜中でした。
【23:20】とは言ってもシュラフはモンベルの#2と#3の2枚重ねです。
17日:徳沢(テント)~明神~河童橋~釜トンネル~JR松本駅
【5:39】日の出前に起きだして朝の水作りです。
【7:47】雪原に咲いていた霧氷の一本木を見て徳沢に別れを告げます。2晩ありがとうございました。
【7:57】徳沢の林を抜けた途端に、初めて目にする雪の明神岳です。言葉にできない荘厳さでした。
【7:57】時々雪煙が上がり稜線の風の強さを物語ります。これも素晴らしい光景です。
息を飲むようなって言うのか、言葉にできないって言うのか…明神岳の白い輝きは別世界が広がっているようです。さすが上高地!
【8:12】目を移すと堤防添いに霧氷が残っていました。
【8:13】梓川の対岸にも霧氷が見えました。素晴らしい光景に出会えた場所でした。
【9:01】さらに歩いてここから見る明神岳も素晴らしい姿でした。今日の天気に感謝です。
【10:38】河童橋と吊り尾根です。雲が広がりましたがやはり上高地の風景はこれでしょう。
【13:00】釜トンネルを出て右手に歩いた所がバス停です。高山発の路線バスで松本駅に戻ります。
【14:41】松本駅で遅めの昼食です。敗退の無念さを吹き飛ばす美味しいざるそばでした。気力と元気回復にはこれが一番です。
蝶ヶ岳には登れませんでしたが、冬の徳沢を独り占めでした。足跡のない雪原、山から降り落ちる粉雪、朝の小鳥のさえずり、霧氷の一本木と素敵で素晴らしい3日間でした。何より冠雪の明神岳を見れたのが今もって忘れられません。最高の上高地を楽しめました。
2013年12月末に登頂を目指して敗退した冬の蝶ヶ岳にリベンジです。当時は徳沢に営業小屋が有りましたが現在は営業しておりません。テント、シュラフ、食料を担いでのチャレンジとなりました。