ソニーα6400で撮る日本で一番小さな鷹・ツミの子供達(2025年6月、7月)

頭上で遊ぶ子供達
soratokaze

東京郊外の公園を歩いていると野鳥カメラマンの方からツミが枝に留まっていると教えて貰いました。さっそく仲間に入れてもらい撮影開始です。

日本の鷹で鷹狩に使用されるのはハイタカ属のオオタカ,ハイタカ,ツミが主です。このうちツミは漢字表記で「雀鷹」と書くように日本では最小の鷹です。大きさは全長約30cm羽を広げて約60cmで鳩程度の大きさです。

6月29日、食事の時間

大木の上の方に巣があり2羽の子供がいました。親の鳴き声がすると2羽とも巣から出て別々の枝に移りました。

1羽は巣の上の枝に飛び上がりました。

もう1羽は巣の近くの枝に移り、親鳥に餌をねだってしきりに鳴いています。

親鳥がさっと飛んできて捕獲した小鳥を枝に置いていきました。子供の食事の時間です。小さくてもさすが鷹です。目つきが鋭いですね。

親鳥は人を警戒しているのか下には降りてきません。近くの高い木の上から見守っています。遠くですが目に威力があります。

sugiさん

よく見つけられましたね。確かに親と子供は目力が違いますね。

森の表に2羽がでてきて行儀よく並んでいます。さらに右手にもう1羽いたので子供は3羽の様です。

これは二度目のお食事中の様子です。親鳥は先ほどと同じ場所に捕獲した餌を素早く置いていきます。1、2時間おきに来ていました。

ツミは主に小鳥類を捕食しますが昆虫も捕食するそうです。

この子は羽を広げ始めたので外に飛ぶかなと見ていましたが飛びませんでした。同じ木の中で動き回っていました。まだ外には出れないんですね。

7月6日、立派な姿です

森に着いて暫くすると日当たりの良い枝にツミがでてきました。体も大きくなり先週とは違った目つきで周りを見回しています。

他の子供はと思って探すとかなり離れた木の上にいました。1週間たつと活動範囲がこんなにも広がるのですね。驚きました。

この葉が気になるのかな?何度も見返していました。モミジの葉っぱは食べれませんよ~

気になりません!とそっぽを向いている面白いショットが撮れました。

サポーター

え!可愛いですね。バックの緑と玉模様がいいですね。

でも別の枝ではこんな真面目な顔もするんですよ。今日は色々な場所に動いてくれて撮影に困りませんでした。

さらに凛々しい姿が撮れました。これが撮れれば大満足です。今日の撮影はこれでおしまいです。

母親を呼ぶ子供

7月13日、遊んでいますね

今日は先週よりさらに広い範囲を飛び回っていました。と言っても巣のあった大木から100m程度のところです。この枝が新しい食事場所or遊び場所なんでしょうか?周りを気にしていましたね。

今度はしきりに上を気にしています。何か聞こえるのかな?

見ていると1羽が飛来して兄弟でかくれんぼが始まりました。

今度は追いかけっこ?仲がいいですね。

全然別の場所にいた3羽目の子供です。かなりスリムですが目つきは鋭いですね。

近くでずっと背中を見せていたのでこっちを向いてくれと頼んだら、頭だけ180度回してくれた曲芸師です。

頭上の1羽を撮っていると左側にもう1羽が飛来して場所取りゲームです。思った以上に上手く撮れていました(^^♪

hiromiさん

可愛いですね。逆光で羽が透けているみたいですね。

後から来た子供の勝ちでした。勝ち誇った顔で何事も無かった様に留まっています。

元の1羽は別の場所で「まあ~いいか」の表情です。子供達の遊びが見れた楽しい一日でした。

soratokaze

3週続けて日曜日に東京郊外へ遠征しました。連続して行けたので子供達の成長と色々な写真が撮れました。運もありますが現地のカメラマンの方々に助けられた撮影でした。

撮影の留意点

ツミは同じ場所に小鳥より長く留まることが分かったので2日目からマニュアルフォーカスで撮りました。フォーカスリングが手前にあるので手振れを心配してシャッタースピードは1/250秒としました。