驚きと感動の青森旅行(2023年6月13日~15日)

soratokaze

今年の青森旅行は姉がホテルとメインルートを兄が見学場所を計画しました。今までと一味違う旅行となりました。

13日:鯵ヶ沢のニッコウキスゲからハネトの居酒屋へ

東京駅発6:32の新幹線に乗り、ふた眠り?すれば新青森駅着9:49です。さっそく駅前でレンタカーを借ります。スタッフの方と車体の傷の確認をしています。

高速道路を使い日本海側の鯵ヶ沢に向かいます。昼食時となりましたが平日で休業が多くやっと3軒目で営業中の店を見つけました。割烹料理屋の店構えで混んでいましたが女将さんの対応も良くリラックスできました。

ご当地名物のヒラメのヅケ丼のマグロとのハーフハーフです。皆さん美味しくてボリュウムもあると喜んで食べていましたね。私は天婦羅定食にしましたが大きな海老が3本もあり美味しかったですね。

食堂から少しの所にあるベンセ湿原です。目当てのニッコウキスゲは今年は咲くのが早くて最盛期が6月2日頃だったとのことです。しかし所々に咲く群落が目を楽しませてくれました!(^^)!

驚きその1湿原の反対側には風力発電の風車が綺麗に連なっています。車からも見えていましたが鯵ヶ沢町に入ってから凄い数です。大きいものは風車の直径が70m風車の中心までの高さが65mです。見事な景観に驚くばかりです。

赤い鳥居の連なりが有名な高山稲荷神社です。老朽化により建て替えが進められ約230基あるとのことです。本家本元の伏見稲荷大社とは比べようがありませんが坂の上から見下ろす景色は素晴らしいですね。

この後に太宰治の生家斜陽館に寄ります。中学生のころ「走れメロス」しか読んだことがない私は太宰治が津軽の出身だとは知りませんでした。あれを読んだこれを読んだと話している姉達に脱帽ですm(__)m

夕食はホテルにあったパンフから兄がチョイスした「海の食堂・大福丸」です。ここで初めてのホタテ釣りに挑戦です。釣ったホタテは店内で刺身またはホタテ焼きとして食べられます。頑張りましょう‼

釣ったホタテは4人とも醤油焼きでお願いしました。肉も厚く鮮度は言うことなしで美味しかったですね。え~!さらにホタテの刺身とホタテフライを注文した人がおります(◎_◎;)

驚きその2夜7時頃から津軽三味線の生演奏とねぶた囃子のライブが始まりました。やはり生演奏は迫力が違いますね。予期していなかったので驚きましたが火・土・日曜日に行われるそうです。今日は火曜日です本当にラッキーでした。

驚きその3このあと店の余興でねぶたの跳人(ハネト)の手ほどきがありました。左手奥で太鼓をたたいておりそれに合わせてハネているのかな?踊りは単純ですが祭りではこれを2時間半行うそうです。私には無理ですね・・・

14日:八甲田山を見て緑響く奥入瀬渓流から十和田湖へ

感動その1宿泊したホテル青森から十和田湖に向けて出発です。萱野高原手前の峠で樹林帯を抜けると突然視界が広がります。初めて目にする雄大な八甲田山です。たおやかな山並みに素晴らしいの一言です。

冬のテレビによく出てくる酸ヶ湯温泉をチラ見してさらに車を飛ばして奥入瀬へ。

奥入瀬渓流最初の休憩所です。ここで渓流館の横から川に降りましたがこの辺りは普通の河原でした(^-^; 今回で3度目と言う姉のアドバイスを受けて石ヶ戸休憩所に向かいます。

感動その2休憩所から川に降りた所でプロのカメラマンに会いました「3日前にこの下流で熊を見ました」との話を聞き下流はやめて上流に向かいます。この辺りは木々の緑とそれを写し込んで流れるみなもが素晴らしく「まさに緑響く」景色です。

感動その3さらに歩くと「これぞ奥入瀬渓流の美しさ」太陽も出てきたのでパンフレットにある様な写真に挑戦してみました。シャッタースピードを1/60秒と遅くして水の流れをなめらかに表現してみます。

ここはほとばしる流れと小さな落差が素晴らしい景観を創りだしています。シャッタースピード1/30秒で撮りましたがちょっとやりすぎかな?実際の流は動画で見てください^_^;

今日は水量も多く轟音を響かせながら流下する奥入瀬をお楽しみください。

十和田湖への到着が早かったので、一息ついた後ホテルの庭から見るパノラマの光景です。湖面の輝きとゆっくり動く雲の流れが見る者を飽きさせません。都会の喧騒を忘れさせる奥入瀬とはまた違った素晴らしい景色です。

寛ぎの空間おや!?誰かが庭に出て十和田湖を見ながら寛いでいますね。ここはベンチに坐ってゆっくり眺めるのがお勧めですね。今日の運転ありがとうございます(^.^)/~~~

ホテルはロケーションもさることながらスタッフの対応も素晴らしく快適にすごせました。早朝の小雨も止みフロントの方に玄関前で撮ってもらいました。ありがとうございます。

15日:藤田記念庭園のティータイムから洋風建物巡りへ

十和田湖から約2時間で弘前市藤田記念庭園に到着です。庭園の高台部は岩木山を眺望する借景式庭園で洋館・和館・匠館が建っています。低地部は池泉回遊式庭園で散策しながらハナショウブ、ツツジの群落を楽しむことができます。

高台の洋館に「クラフト&和カフェ匠館」があります。八角形の赤い屋根がアクセントになっています。

寛ぎの空間奥の喫茶室は全面ガラス窓で庭園を眺めながら寛げる素晴らしい場所です。窓枠のミントグリーンが外の緑にマッチしてますね。ここをネットで探し出した兄に拍手です。

紅玉りんごを使ったタムラファームとダージリンティーで外の景色を楽しみながら休憩です。青森県のリンゴの生産量は日本一ですがその内の約4割は弘前市で生産されています。現地で食べると格別ですね。

驚きその4少し歩いて洋風建築の見学です。旧奥義塾外人教師館は明治23年に外国人教師用の住宅として建てられ焼失により明治33年に再建されました。交通も通信手段も不便な時代に東北の奥地でこのような洋風建築が建てられたことに驚きました。

次は旧弘前市立図書館です。明治39年に建てられ昭和6年まで市立図書館として利用されていたとのことです。二つの塔を持つルネッサンス様式を基調とした重厚さがあります。

驚きその5青森駅前の「ねぶたの家ワ・ラッセ」を見学です。ねぶたの本物はでかい!高さは3mくらい有ります。張りぼてか?と思いましたが中は角材でくみ上げており照明を含み普通一台で4トン位とのことです。ねぶた祭りは毎年8月2日~7日に行われ、今年は23台が出陣されるそうです。

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梅雨の合間の青森の自然と街を満喫しました。変化にとんだ3日間はあっという間に終わり新青森駅発16:38の新幹線に乗り東京に向かいます。