梅雨の午後のバロック鑑賞(2019年6月22日)

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横浜市のイベント情報に6月22日(土)午後2時よりセンター北の横浜市歴史博物館で「初夏のバロック・コンサート」の開催情報がありました。土曜日は午前中勤務なので久しぶりに生演奏を聴きに行きました。小雨の降り続くあいにくの日でしたがコンサートは室内ですから問題なく開催されました。

バロック音楽と言っても殆ど知らないので調べてみました。Wikipediaによれば『バロック音楽は、ヨーロッパにおける17世紀初頭から18世紀半ばまでの音楽の総称である。この時代はルネッサンス音楽と古典派音楽の間に位置する。絶対王政の時代とほぼ重さなる』いまいちピンとこないのでググりました。

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Atelier Erenの作曲家資料室に『この時代に活躍した代表的な作曲家といえばバッハ・ヘンデル・ヴィヴァルディが有名ですが、楽器そのものが発達した時代です。この時代は貴族が大きな力を持つ貴族社会の時代で、作曲家は貴族もしくは教会のミサの為に曲を書いてました。最も流行った音楽ジャンルが「オペラ」です』の記述で納得。作曲家資料室には他の作曲家の紹介もあり楽しく読ませてもらいました。

会場は博物館入り口のエントランスホールで80名位の方が集まってました。入場は無料でした。演奏は湘南バロック・アンサンブルと言うグループの方々でプログラムの後書に「バロック時代の音楽を楽しむために1997年伊勢原市に誕生いたしました。器楽の名曲、バッハのカンタータ、ヘンデルのメサイヤなどの音楽を教会等で演奏しています」と書いてありました。撮影は曲の合間に会場後方の展示室への階段にておこないました。【前半の演奏曲】リュートのための古代舞曲より「シチリアーノ」レスピーギ、日本の四季から「夏」早川正昭、「合奏協奏曲へ長調6-9」コレルリ

休憩をはさんだ後半は一部の曲に前山依加さんのメゾソプラノが加わりました。【後半の演奏曲】樹木の陰で「ラールゴ」ヘンデル、「私を泣かせてください」ヘンデル、「アダージョ」アルビノーニ、「オルフェオとエウリディーチェ」より「エルディーチュを失って」グルック、「ジューリオチェーザレ」より「この心に目覚めよ」ヘンデル、「合奏協奏曲6-4」ヘンデル

演奏曲の中に自分の知っている「シチリアーノ」と「アダージョ」の2曲があったのが嬉しかったですね。湘南バロック・アンサンブルの素晴らしい演奏と前山依加さんの澄み渡る歌声を楽しんだ午後でした。会場を出ると雨も止んでいたのでコメダ珈琲で一服して帰路につきました。