涼を求めて江の島散歩(2024年9月11日)

風を受けて海原へ!
soratokaze

今年の残暑は厳しく未だ日中は34℃前後が続きます。しかし朝晩が少し過ごしやすくなったので出かけてみました。

【8:20】関東の駅百選に認定された片瀬江ノ島駅です。竜宮城を思わせる奇抜な駅舎で、当初は仮設のつもりで建設されましたが現在も江の島観光のシンボルとして使われております。

今日の目的地の江の島シーキャンドルが見えます。あそこに登ればきっと涼しい風が吹いているでしょう。

地下道で国道を渡りそのまま進むと江の島弁天橋の歩道へと続きます。

【8:53】島に入いってすぐに青銅の鳥居です。額にはなんて書いてあるのかな?全く読めません!鳥居の先は仲見世通りですがこの時間ほとんど店は開いていません!

すぐに大きな朱色の鳥居です。鳥居の奥に見えるのは瑞心門(ずいしんもん)です。片瀬江の島駅と同じく竜宮城の入り口を彷彿させる堂々とした構えです。

江の島神社とは島内の辺津宮・中津宮・奥津宮の三宮を総称して「江の島神社」と呼ぶそうです。いつもながら初めて知りました。それぞれの宮には海の守護神である女神が祀られてるとの事です。

まずは手水舎で手を洗い身を清めます。最初の涼み処?

【9:10】辺津宮は昭和51年の大改修により権現造りの現在の社殿が新築されたとのことです。島の玄関口でもあり神社での祈祷はこちらで行っているとの事です。

辺津宮に響くセミと涼し気な篠笛

【9:16】八坂神社です。毎年7月14日を中心とする例祭は神輿が海に入り小動神社まで渡る「神幸祭」でクライマックスを迎えます。私はテレビでしか見たことがありません。

御祭神の建早須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)は天照大御神の弟神だそうです。

少し歩くと眼下にヨットハーバーと湘南の海が見えました。いい眺めですね。

【9:24】中津宮の案内です。女性を意識していますね・・・

朱色が鮮明な社殿は平成8年の改修時に元禄2年当時の中津宮を再現したとの事です。

社殿の左側を入っていくと水琴窟(すいきんくつ)がありました。水が綺麗でしたね。二つ目の涼み処?

説明文をよく読みながら行いました。小さな涼し気な音が聴こえました。

【9:32】ちょうど開店だったのかな?扉を開けたスタッフの方に声を掛けられ冷たいものを飲みに入ります。三つ目の涼み処かな?入って右側のカウンターで注文しますが支払いはカードのみです。Suica を持っていたのでセーフでした。

扉に記された店名と扉の上のサイン

最初の客だったみたいでテラスの4つのテーブルは空いていました。超大型扇風機の近くに座り、暑さから逃れ海を眺めてアイスティーで休憩です。稲村ケ崎の右に連なる三浦半島の山々が眺められる絶好のロケーションです。

ikuko

良いなぁ、写真はとても涼しげだけどwww 涼しい時間に渡ったの?

soratokaze

朝の8時ごろです。ただ歩いているうちに暑くなりましたね。

【10:07】階段を一つ上がれば展望台のある頂上です。遠くに大島がかすんで見えました。

四つ目の涼み処?と考えていたシーキャンドルは残念ながら工事中で登れませんでした。ちょっと下調べが足りなかったですね。

その代わりサムエル・コッキング苑は無料で開放されていました。花がたくさん咲いていましたが名前は分かりませんm(__)m

【10:50】一挙に下って五つ目の涼み処?は江の島ヨットハーバーです。1964年の東京オリンピックが開催された際に造られた日本で初めての競技用ハーバーだそうです。

出港の準備をしていた方に声をかけて撮らせてもらいました。このヨットは競技用でなく家族向きの遊び用でイギリスからの輸入だそうです。

進水は鉄製の受台ごと海に入れてヨットが浮いたところで受台を引き抜いていました。見ていると簡単そうですがこの時は真剣な眼差しでした。無事の進水に拍手!拍手!です。

「風速5m~6m位の風がちょうど良いのですが、今日はチョット足りないです」と言いながらも風を受けて気持ちよさそうに進んでいます。散歩の最後に特大の涼しさをもらいました!(^^)!

【11:50】片瀬江ノ島駅で帰りの電車を待ちます。平日の昼で人もまばらで座って帰れそうです。太陽の照りつけは厳しかったですが楽しい時間を過ごせました(^.^)/~~~