旅する蝶アサギマダラと緑響く御射鹿池(2023年8月2日~3日)

霧ヶ峰から望む八ヶ岳連峰
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おや!フジバカマの蜜を吸いに2匹の蝶が舞っています。もしかしたら旅する蝶「アサギマダラ」かな?

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神奈川県の北部で5月ごろ見られると聞いてもう7、8年になります。ここで会えるとは思ってもいなかったので望外の喜びです!

2日:諏訪I.C→霧ヶ峰→車山→滝の湯→蓼科倶楽部(泊)

【8:01】朝早い出発だったので休憩しながらのドライブです。中央高速八ヶ岳PAで最後の休憩を取り諏訪I.Cへ向かいます。

【9:17】一般道を走って標高1,640mの霧ヶ峰です。広大な草原の向こうに見える昔登った天狗岳(左端)~編笠山(右端)までの八ヶ岳連峰。この一望の眺めに感激です。

反対側に見えるのは北アルプス連峰。槍ヶ岳(中央左)と常念岳(中央右)をズームしました。

【10:20】次はビーナスラインを走り車山高原スカイプラザの駐車場へ。ここからリフト2本を乗り継ぎ心地よい風の中を15分で車山の山頂です。

山頂にある気象観測用のレーダードーム。1999年11月、富士山レーダーに替わり設置されたとのことです。遠くからでもよく目立ちます。

車山は日本百名山だと思っていましたが違いました。標識がどこにも無いので調べてみると霧ヶ峰が日本百名山でした。霧ヶ峰のどこに標識があったのかな?

【11:09】八ヶ岳の山々を背景に今日の天気と展望にご満悦の2人です。すぐ後ろに見えるのは白樺湖と蓼科山です。

【12:30】蓼科湖畔のお目当てのお蕎麦屋さんは休みでした。ちょっと走ると駐車場が満車の店が有りました。これだけ人が来るのだからきっと美味しいのでしょう!

店の厨房はご主人が1人でやっており30分ほど待ちました。出てきた天ざるのそばは茹でたて天婦羅も揚げたての絶品でした。

【13:32】食後は蓼科グランドホテル滝の湯で日帰り入浴です。露天風呂も大きくこの辺りでは評判の温泉です。渓流を眺めながらの気持ちよい時間をすごしました。

【16:20】今日の宿は外観は古めかしいですが部屋はリニューアルされており快適にすごせました。何より樹林に囲まれて涼しかったですね。

【18:30】夕食は自家製野菜を使った西洋料理です。パンも自家製で美味しかったですね。メインに魚と肉が出てきて食べきれませんでした。

3日:蓼科倶楽部→御泉水自然園→御射鹿池→諏訪南I.C

【9:00】昨夜は車移動の疲れもありぐっすりと寝れました。夜は曇り空でペンションの売りである星空が見えず残念でした。

今日も安全運転でお願いしま~す。

【9:35】30分で御泉水自然園に到着。ビジターセンターで園内の説明を受けます。ここでアサギマダラに出会えました。

アサギマダラは春から夏にかけて台湾や八重山・沖縄諸島から暑さを避けて東北・北海道まで北上します。秋になると寒さを避けて南下します。しかしすべての個体が渡ってくるわけではなく研究途上の様です。

【9:47】園内は木道も整備されており約40分で回れます。途中に綺麗な池もあり小鳥の鳴き声を聞きながらの清々しい朝の散歩です。

【11:30】横谷渓谷に行く予定がナビの指示ミスで御射鹿池の駐車場に着きました。しかしこれが大正解!道路の左側に池が広がります。

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八ヶ岳登山の途中で2016年12月、2019年5月に訪れていますが真夏に来るのは初めてです。どんな姿を見せてくれるのか楽しみです。

標高1,500mの山の中にある風光明媚な池。静かな水面には背景の山々の景色が逆さに映り込み、幻想的な光景を創りだします。周囲のカラマツ林は、季節ごとに大胆に色を変えます。春には新緑、夏には深い緑、秋には黄金色の黄葉と御射鹿池の水面が静かに映しだします【茅野観光ナビより引用】

動画は「甘茶の音楽工房」の楽曲を使用

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三度目の正直とはよく言ったものです。今回は案内板に書かれている通りの「緑響く」絶景を目にすることが出来ました。いや~素晴らしいですね!

【12:30~13:30】諏訪南I.Cへ向かう途中、産直所併設のレストランで山賊焼きランチを注文しました。信州地方の郷土料理で下味につけ込んだ鶏もも肉を揚げたものです。お土産にトウモロコシを買って帰ります。

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今回の蓼科旅行は天気に恵まれ、現地は涼しく、各所での展望も素晴らしく大満足の2日間でした。