初心者がオオタカを撮る!(2023年5月3日~6月4日)

猛禽類の頂点に君臨するオオタカ
soratokaze

今度オオタカの撮影にチャレンジしようと思うけど、できるかな?

tantei

え~え!昔より数が増えて都市部でも見られるようになったけど。う~ん。

保護の歴史

オオタカは森林開発・宅地造成などに伴い1984年の調査では全国で300~500羽程度まで激減しました。絶滅の恐れがあるとして法律で「希少野生動物種」に指定され、それ以降は個体数が増加し2008年の調査では関東周辺だけで約5800羽が確認されています。【山梨中央銀行・ふじのーとより引用】

5月3日:見つけました!

横浜近郊でこの2~3年にオオタカを撮影した記録をネットで調べ上げました。さらに4月中旬から数カ所に足を運び鳴き声と飛翔する姿を確認したのが2カ所ありました。ここはその内の一つの森です。

soratokaze

苦節10年(うそ)ついにオオタカを撮れました。生い茂る葉っぱの僅かな隙間の奥です。4~50m先なので肉眼では見えません。以下は撮影画像をPCで約4倍に拡大しています。

sugi

わ~凄い!存在感がありますね。凛々しい!肉眼で見れないのは残念です。苦節?年の甲斐がありましたね。おめでとうございます!

tosi

実力ですね!カメラの力なんて事はありませんよ!

oka

素晴らしい♪(^^)♪

5月17日:背中を撮れました!

しばらく写真の撮れない日が続きましたが今日は鳴き声もなく出て来ました。前回よりは手前の枝で羽がはっきり見えていますが太陽が真上にあり顔が明るすぎですね。しかし羽の色が綺麗に撮れたのでOKです!(^^)!

名前の由来

雄の全長は約50cm、翼開長は約100~130cmで大きさとしては同じタカ科のトビより一回り小さくカラスと同程度である。名前は大きさからではなく。羽の色が青みがかった灰色なので「蒼鷹(アオタカ)」から転じてオオタカと呼ばれる【Wikipediaより引用】

やっと前の方に出てきたのでチャンスと思いましたが、違う枝に移り大木の陰に入ってしまいました。この辺りが鳥の撮影の難しさですね。

5月28日:獲物を捕らえた鋭い目

キョキョという鳴き声がしたので森の奥を探すと隅の方の枝に止まっていました。よく見ると足元に小鳥程度の獲物を捕まえています!時々ついばんでいましたが少し経つと獲物を口にくわえて飛んでいきました。手前に垂れ下がるツルがありチヨット残念な写真になりましたm(__)m

食 性

オオタカは主に鳥類を好んで狩り、中でも一番よく食べるのは中型のハト類である。また、近年ではカラス類を食べることも多くなっている。【オオタカ保護基金・オオタカの生態より引用】

6月1日:飛び立ちをゲットです!

soratokaze

森の奥から出てきたオオタカはちょっと休憩してワン、ツー、スリーであっという間にどこかに飛んで行きました。

sugi

オオタカを撮るノウハウを身につけましたか!猛禽類だけあっていい目、鋭い目つきですね。

ワン

ツー

スリー

soratokaze

とっさにレンズを向けてシャッターを切ったので自信がなかったのですが自宅に戻ってPCで見ると私としては上々の写りでした(^^)!(^^♪

6月4日:こんな日もあります

soratokaze

今日は天気も良く撮影日和でしたが4時間粘っても写真はゼロ。かわいそうと思ったのか野原のタテハチョウが手の甲に止まってくれました。

hiromi

手に止まったのをどうやって撮ったのですか?

soratokaze

カメラを首にぶら下げて左手は動かさない様にして、右手でズボンの左後ろポケットからスマホを出して片手で操作しました。今日一番の大仕事でした(^-^;

撮影諸元

カメラ:オリンパスEM5mark3、レンズ400mm+デジタルテレコン2倍、フォーカス:S-AF、連射:静音モードL(10枚/秒)、画質:LF(高画質)、シャッタースピード:1/320秒(飛び立ちは1/500秒)、ISO上限:6400