富山旅行3日目：雷鳥に見送られ黒部ダムと旧開智学校へ（2025年5月15日）

今日は早朝に雷鳥撮影を行い、室堂から車両を乗り継ぎ松本に出ます。松本からは特急あずさで帰京しますが体力が持つかな？

[今日のルート図】室堂→大観峰→黒部平→黒部湖→黒部ダム→扇沢→信濃大町→松本→東京

雷鳥のカップルを見つけました😀😀

【4：50】昨日の偵察場所に向かいます。すぐに自分の縄張りを誇示している雄の雷鳥を見つけられました。ちょっと遠くて暗いですが朝一番としてはＯＫです。

【5：45】さらに近くの雪原で鳴いている雄の雷鳥を見つけました。こんなに幸運が続くとは思いませんでした。凛とした姿を写真に撮れて大満足です😀😀こちらを向いて我々の今日の出発を見送ってくれるのかな？

【6：08】ハイマツから出てきた雄の雷鳥を追っていると、何と！雌の雷鳥です。仲良く新芽をついばんでいるカップルです。ビッグチャンスに出会えました。

雷鳥のカップル

【6：09】朝食だったのかな？雌の雷鳥を追って雄もハイマツの中に入って行きました。ホッコリとする撮影タイムでした😀😀

【6：26】撮影を終えて私も朝食です。和食中心のバイキング形式で美味しいおかずがたくさんありました。ご飯も美味しかったので聞いてみると地元富山のお米を使っているそうです。

【8：04】宿を出発して振り返ると見事な立山連峰とみくりが池です。この季節のみくりが池の湖面を「サイダーブルー」と表現してるＷｅｂサイトがありましたが正にその通りです👏👏

【8：17】目を左に転じると立山連峰の北端に剣岳が見えます。もう一度この景色を見ることがあるのかなと思い眺めていました。

【8：21】行く手にはホテル立山の上に綺麗な雲が流れています。素晴らしい2日間を過ごした室堂に別れを告げて大観峰に向かいます。

壮大なスケールの黒部ダムへ。

【８：59】大観峰でバスを降り50段の階段を昇ると北アルプスの山々が望めます。息をの飲む雄大な眺めに圧倒されます。

【9：00】眼下に深緑色の黒部湖がくっきりと見えています。今日のこの天気に感謝！感謝！👏！👏！

【9：53】黒部平でロープウェイからケーブルカーに乗り換えて黒部湖に到着です。

【10：04】外に出るとダムで堰き止められた黒部湖が広がります。薄曇りの空で陽射しが少ないですが綺麗な色の湖面です。浪人時代、父親と一緒に実家近くの映画館で「黒部の太陽」を見たことを思いだしました。

【10：16】この時期はダムの水位が低く放水は行われていません。観光放水は6月26日からとの話です。

【2017年7月20日】これは前に姉と来た時に見た観光放水です。これを見なければダムの壮大さが分かりませんよね。

【10：58】休憩所でお土産を買って電気バスで扇沢に向かいます。電鉄富山から使用した通し切符は改札もQRコードの読み取りで楽でした。扇沢までが最終区間です。

【11：03】もちろんバスは建設で最大の難工事と言われた関電トンネルを通ります。

【11：30】扇沢で路線バスに乗り換え信濃大町に向かいます。途中2カ所しか停車せず眩い新緑の中を走り抜けた特急バスでした。

擬洋風建築・旧開智学校を見に松本へ。

【12：01】大糸線信濃大町から松本へ、北アルプスの山々を見ながら各駅停車で1時間です。電車は前に乗った時より新しくなっていて快適でした😀😀

【13：26】松本駅ビルMIDORIの4階「手打ちそば・いいだや」で昼食です。富山は鮨、信州は蕎麦で決まりです。疲れていましたが美味しいざるそばを食べて元気が回復しました。

【14：01】学校は松本城の近くにあり駅からタクシーで10分程で到着しました。え！国宝とは知りませんでした。兄が昨年に来たときは休館中で見られなかったそうです。

【14：05】これが小学校と思うほど立派な建物です。中央に東西南北の風見を配した八角の塔屋がそびえ立っています。棟梁立石清重は東京や横浜に出かけた際のスケッチをもとにこの独創的な校舎を造りあげたとの事です。

「14：11】両側に教室があり中央が廊下となっています。天井の照明と言い、この廊下は走れないな～。

【14：24】窓の上に洒落たステンドグラスがはめ込まれた講堂です。天井の照明も洒落ています。これが明治初期に建てられた小学校とは驚きです。棟梁立石清重の進取の気鋭に👏👏

【14：06】校舎正面に天使と龍を配した理由は定かではありませんが、新しい文化と伝統が混ざり合った、まさに文明開化を体現したデザインです【展示室説明文を抜粋】

ここで記念撮影です。子供のころは野山で遊び放題でした。こんな小学校だったらもっと勉強したのにな～

富山から松本へとアルペンルートを使っての縦断旅行です。鮮やかな新緑と雪景色の景勝地を巡り美味しい食事と快適な宿に恵まれた楽しい3日間でした。