夏の終わりの雲取山(2018年9月8、9日)

【9月8日(土)】西部秩父駅(バス)→三峯神社バス停9:50→地蔵峠11:40→白岩小屋14:00→雲取山荘テン場16:20
【9月9日(日)】雲取山荘テン場6:50→雲取山7:20→ブナ坂9:00→鴨沢バス停12:00(バス)→JR奥多摩駅

三峯神社~白岩小屋~雲取山荘テン場

バスを降りて駐車場から階段を登りビジターセンター前を右折して雲取山に向かいます。今日はまずまずの天気です。

杉の山道をしばらく登ると地蔵峠です。三峯神社をスルーしたのでここで無事の下山をお願いしました。

整備された尾根道が続きます。

「これは何の花ですか?」と聞かれましたが私には分かりませんでした。可憐な花なので取り敢えずパチリ。

白岩小屋はまだ夏の陽射しです。暑かったですね。

休憩していた女性2人のパーティーの方に和名倉山と教わりました。私もこの景色を見て休憩です。

苔むした原生林の中を登ります。

秋風を顔に受けて空を眺めながら歩きます。気持ちのよい尾根道です。

6時間ちょっと登って雲取山荘に到着です。テン場の受付を済ませます。

週末で小屋と水場に近い所のテン場はすでに満杯です。遠くても足元が斜めでも後が崖でもテントが張れれば贅沢は言いません‼

さっそくの夕飯です。

雲取山荘テン場~鴨沢バス停~奥多摩駅

夜中は小雨でしたが東の空が赤らみ始め、ラッキーなことにちょうど木の間に太陽が昇りました。大満足の瞬間です。

50年振りの雲取山です。雨が少しぱらつく山頂で展望はありませんが嬉しい限りです。人の多いなか間隙をぬって撮ってもらいました。ありがとうございます。

幻想的な霧の中を下ります。この雰囲気も最高です。

霧も晴れ小雲取山からの爽快な下りになります。石尾根は昨日の三峯側と違い展望のあるなだらかな尾根です。朝早くから登って来る人も多くさすが100名山です‼

奥多摩で一番有名なダンシングツリーです。どうしたらこんな風に曲がるのかな❓

ここで石尾根と別れ鴨沢に下ります。

七ツ石山の南斜面を巻きます。気持ちのいい登山道です。

七ツ石を過ぎると展望のない樹林帯の下りが延々と続きます。鴨沢バス停の待合所はザックと登山者でいっぱいでした。クーちゃんで喉を潤します。生き返りましたね。

始発バスには全員が座れました。車窓から久々に満水のエメラルドグリーンの奥多摩湖を望みます。下山後のホットするひと時をすごします。

快晴のJR奥多摩駅に到着です。

樹林の中を登り、日の出を見て、霧の中を歩いた楽しい2日間でした。駅前の食堂で天婦羅蕎麦を注文しました。揚げたての天婦羅が美味しかったですね。

♪ 思いだせば ♪
たぶん浪人時代の事ですが、友人が「新しいガスコンロとコッフェルを購入したので山に行こう」と言い出して登ったのが雲取山です。何処から登ったのかは全く記憶にないのですが下山したのは太陽の照りつける「日原のバス停」でした。次のバスまでかなり時間がありバス待ちをしていた女性ハイカー2人と残っていた食材の整理をすることになりました。友人のおやじさんが日清食品に勤めていた?とかでラーメンだけは沢山あったので主食は簡単でした。女性陣は野菜を刻んでマヨネーズと一緒にビニール袋に入れてあっという間にサラダを作ったのが強烈な印象として残ってます。山頂の記憶が全くない雲取山でした。