西方寺の彼岸花とズート・シムズのSaxophone(2021年9月23日)

光を強調してみました
soratokaze

今日はカメラと同時に購入した単焦点レンズ(焦点距離17mm、F1.8)で遊んでみました

西方寺(横浜市港北区新羽町)の彼岸花

例年の今頃は山門に続く参道の両側は紅い彼岸花が咲き乱れるとの事です。しかし今年は花が開花してから気温が高い日が続いたので花の見頃は過ぎたようです。それでも手前左側の群生に生き生きとした彼岸花が残っていました。

花びらが綺麗な一輪を斜め上から1枚。ただその横の花は半分枯れていて可哀想です。

気をとり直してその隣の一群を下から1枚。めしべ、おしべのカールが綺麗に撮れました。左上に太陽が入りましたがこれもアクセントと見ればOKですね。何しろ今日は太陽が照りつける気温33℃の晴天です。

見事な山門は彼岸の中日と言う事で人が絶えません。山門全景を諦め片側の提灯で御勘弁をm(__)m

本堂の参拝の前に手を清めに水屋へ、柄杓とともに彼岸花が置いてありました。ちょっと遊んで黄色の彼岸花に焦点を合わせ奥をぼかし、さらに色合いを強調してみました。これだけ見ると中々良い感じですが実際は次の写真の色が実物に近いです。

参道横に大きく咲き残っていたのはこの一株だけでした。黄色の彼岸花のピークは1週間ほど前だったようです。更に台風の風でだいぶ倒されたようです。花の見頃にドンピシャと来るのは難しいですね~

白の彼岸花も同じように元気なのは数株でしたが、生き生きとした彼岸花を探し廻るのも楽しいものです。周りのピンクの彼岸花がもう少し元気だと白とピンクの対比が面白かったんですが...

moriさん

ブログ見ましたよ。彼岸花に黄色や白があるのを初めて知りました。

soratokaze

調べて見ると白色は九州に多く群生して関東には少ないそうです。雰囲気の良いお寺ですから来年にでも行かれてはどうですか。

本堂の次に2017年に修復された十一面観音菩薩像が祀られている観音堂にお参りをしました。

観音堂手前の萩が見頃でしたので花に近づいてパチリ。このレンズは背景をぼかすことが簡単にできます。しかも軽くて小さく写りもシャープな素晴らしいレンズです。

本堂前の中庭に小さな群落を見つけました。太陽でキラキラ光っている木の葉を背景に玉ボケ(白く丸い玉)が出る様に撮影しました。玉ボケは上手く出てくれたのですがちょっと騒がしい感じなので角度を変えて見ます。

背景は何とか落ち着きましたが単独の1本では何となく寂しいですね。花は綺麗なのですが玉ボケも偏っているので、う~ん今一です。時間はあるのでやはり場所を変えます。

背景に彼岸花を入れて豪華さを演出してさらに玉ボケを彼岸花の上に載せてみました。いい場所を見つけられました。なかなか良い出来だと思うのですがどうでしょう!(^^)! 

soratokaze

なんだかんだで1時間半ほど撮影していたので暑さにギブアップです

ズート・シムズのSaxophone

少し涼しい所で「一人反省会」と考えて市営地下鉄で仲町台駅へ。駅前を北に進むとすぐに現れるせせらぎ公園に続くプロムナードです。並木の雰囲気が日本離れしていて私のお気に入りの道です。

プロムナードの奥に目指すジャズ喫茶の看板がありました。コロナが有ったとは言え2年振りの訪問となります。店名のTOMMYとはマスターのアメリカ駐在中のニックネームだそうです。駅から歩いて2~3分位かな。

時間も時間で店にはお客さんが居なかったのでマスターに断り写真を撮らせてもらいました。店の奥には米国製JBLのスピーカー。壁の棚にはCDコレクションが約5000枚です(@_@) 気軽にジャズを楽しめる感じは前回来た時と変わりありませんね。

店内に流れていたのはアメリカのジャズ・サクソフォーン奏者ズート・シムズのアルバムでした。1925年にカリフォルニアで生まれ地元の楽団に在籍の後ニューヨークで活躍した経歴を持ちます。昼下がりに聴くテナーサックスも心地よいものです。

ジャズを聴きコーヒーを飲みながら今日撮影の170枚を振り返りました。モニターの画像を見て上手く撮れた写真を見つけてはニンマリとしていました。ペンE-P7とこのレンズは手軽に持ち出せシャープな写真が撮れるベストな組み合わせです。