外出自粛要請中は野鳥の撮影(2020年4月12日~5月15日)

恩田川(4月12日)

天気が良いので家の近くの恩田川を歩きます。高瀬橋の辺りは野鳥が多いと言うので行ってきましたが鳴き声だけで鳥はほとんど見つけられませんでした。やはり葉っぱの落ちる冬が見つけ易いんでしょうね。川沿いに咲き残っていた桜をパチリ。

ソメイヨシノ

白鷺(しらさぎ)です‼ Wikipediaで調べて見るとほぼ全身が白いサギ類を総称して白鷺と呼ぶそうです。日本ではダイサギ、チュウサギ、コサギ、カラシラサギが該当するそうです。くちばしが黒色で足の指が黄色なのでこれはコサギですね。

コサギ

高瀬橋からの帰り、川沿いの木の上に群れをなして止まっていました。これだけ尾が長いので調べるまでもなくオナガでしょう。ブルーグレイの姿で優雅に飛んでましたが鳴き声が不釣り合いでした。調べて見るとカラスの仲間でした。

オナガ

寺家ふるさと村(4月22日)

横浜市北部と言っても歩いて1時間ちょっとの所にある寺家ふるさと村です。その一角にふるさとの森があります。「むじな池」に時々カワセミが飛来すると聞いて歩いてきました。一人のカメラマンの方がおり今朝8時頃に飛んできたがそれからは来てないとの事です。早々に退散しました。

案内板

「むじな池」の横から繋がる清々しい新緑の尾根道です。この季節の里山歩きは快適そのものです。

鳥のさえずりがたくさん聞こえるので立ち止まって探しました。葉っぱの揺れる少し離れた木の上に一羽見つけましたが今のレンズではこれが限界かな?

太った雀❓

泉の森(5月3日・10日)

少し離れてますが泉の森に遠征です。徒歩では少しきついですがチャリ圏内です。自然が色濃く残っています。カワセミには会えませんでしたがアオサギの飛翔を撮ることができました。駐車場と園内の各施設は使用できませんがトイレと自販機は使用出来ました。詳細はHPで確認してください。

案内図(出典:泉の森HPガイドマップ)

南側に隣接するふれあいの森の散策路です。新緑の美しさと道の横を流れる引地川源流の解放感あふれる景色に感激です。

爽快な散策路

前回までの野鳥撮影で限界を感じたのでコロナ給付金10万円を前倒して撮影の為の新兵器を購入しました。オリンパスの75~300mmの望遠ズームレンズ(今までの2倍です)。ファインダー代わりの照準器。ベルボン三脚Sherpa545Ⅲと中型3Way雲台。〆て8万円の投資です。

新しい望遠レンズと照準器を搭載

最初のターゲットは「しらかしの池」のダイサギです。流石にオリンパス純正レンズ、オートフォーカスも早く画質もバッチリです。

ダイサギ

次はアオサギの飛翔に挑戦。連写とピント合わせの実践練習です。1時間に数回飛び立ってくれるのですが、3時間粘って飛ぶ方向と飛んでいる姿が何とか写っていたのはこの一組だけでした。

アオサギ
チョツとピントが……..
飛んでるところは難しい……

四季の森公園(5月15日)

歩いても行けますがチャリ圏内です。ネットで調べると「はす池」はカワセミが飛来する有名な場所との事です。空振り続きだったので期待が持てます。駐車場は使用できますが園内の各施設は使用できないものが多いです。詳細はHPで確認してください。

案内図(出典:四季の森公園HP施設のご案内)

北口の門を入いると直ぐに新緑の森に囲まれた「はす池」が見えます。都市の中に残る自然の素晴らしさに感動の一瞬です。

はす池

カワセミの撮影ポイントは「はす池」の東側にありました。午後3時の到着でしたが既に5人のベテランカメラマンがおりました。私も三脚を据えてカメラをセットするとすぐに止まり木にカワセミがやってきました。え~‼こんな直ぐに飛来するとは思ってもいなかったので慌ててシャッターを押しました。クチバシが上下とも黒いのはオスのカワセミだそうです。

そんなに慌てなくても逃げないよと言う目つきですね。

これは近くの止まり木にきた3回目の時の撮影です。カワセミをこんな近くで見るのも写真を撮るのも初めてです。連写撮影の練習が生かせました。いや~綺麗で可愛いですね‼

水面をじっと見てます。
羽をぶるぶるさせて
しばらくしたら飛んでいきました。

そのあと池の向こう側の木に飛来した別のカワセミです。下側のクチバシが赤色なのでメスですね。かなり長いあいだ止まっていたのでこちらもじっくり撮っていたら睨まれちゃいました。

睨まれました⁉

奥の葦原へ移動したカワセミです。ここでも睨まれました。挨拶抜きで写真を撮ったからかな?やはりレディーにはちゃんと断らなけらば駄目ですね。チイー、チイーと細く鋭い鳴き声も可愛いですね。

はい‼わかりました。

飛び込みの写真も撮りましたが、シャッターを押すタイミングが遅く駄目でした。これはたくさん回数をこなして経験を積むより無いですね。

飛び込む素振りすら見せません。
水中で反転して上がってくるのですが失敗写真です。

最後に羽が綺麗に撮れた精悍な顔つきのカワセミです。体を煌めかせながら動き回る姿から「飛ぶ宝石」とも呼ばれています。次の目標は羽ばたくカワセミの写真かな?あっという間の2時間でした。

精悍な顔つきです。