鶴ヶ城(会津若松城)
【9:13】慶応4年(1868)の戊辰戦争では藩士や多くの民が籠城し新政府軍と戦ったとの事です。国内唯一と言われる赤瓦を使った美しい城の姿です。
鉄門(くろがねもん):柱や扉が全て鉄で覆われているのでこの名前が付いたとの事です。少し遠くでよく見えないですね(>_<)それより空の青さと赤瓦の素晴らしさを見てください。
福島はよく行きましたが会津若松まで足を運んだことはなかったですね。初めて目にしますがお城の赤瓦が本当に綺麗ですね。
天守閣は今年10月から長寿命化工事を行っており入場できませんでした。残念ですが城の周囲から天守閣を見上げての見学です。
観光案内所裏の小高い丘から見る紅葉と城です。逆光で瓦の色がいまいちですが秋の雲が撮れたのでご勘弁を(^-^;
大内宿
【10:25】鶴ヶ城を見学して大内宿に向かいます。行き交う車の少ない山道を通りパッと開けた場所がダム湖でした。広々とした湖と秋空の写真を撮りしばし休憩です。
【11:13】大内宿は会津若松と日光を結ぶ下野街道(しもつけかいどう)の宿場町として栄えました。この街道はすでに鎌倉時代からかなりの往来がありましたが整備されたのは江戸時代との事です。
駐車場から大内宿に向かう道の左手に刈取り前の稲穂がみえました。福島県は「東北の米どころ」と呼ばれていますが会津地方は新潟県の魚沼地区と隣接しており美味しいお米が育つ条件がそろっています。
やはり観光名所ですね駐車場も乗用車・観光バスでかなりの人出です。年間120万人もの観光客が訪れるとの事です。皆さん道の両側の茅葺民家を見ながら散策しております。
大内宿突き当りの山の斜面に「見晴らし台」があります。ここから見る景色はパンフレットと同じで昔の宿場町を彷彿とさせて素晴らしいですね。点在する紅葉が景色に色を添えています。
【11:50】表通りから隠れた所にお洒落なお店がありました。地域クーポン券も使用できるのでここで小休止です。
茶碗、コーヒーカップが展示してある陳列棚の最下段にはレコードジャケットが!古典の曲もある粋な演出ですね。
お汁粉が無かったので「あんバタートースト」を兄と一緒に注文しました。トーストも厚みがあり小豆の量とちょうどでした。結局これが我々の今日の昼食になりました。正統派の姉たちは高倉神社トイメンの「松本家」で手打ち蕎麦を食べたそうです。
塔のへつり
【13:38】100万年にもわたる浸食と風化が生み出した奇岩が連なる景勝地で国の天然記念物に指定されています『おいでよ!南会津』HPより。天気も良く期待が持てますね(^^♪
駐車場周りには土産物屋、食堂などがあり賑っておりさすが観光名所ですね。渓谷への入り口でモミジの向こうにそそり立つ大きな奇岩が見えます。ビックリする大きさです。
この渓谷は塔の形が立ち並ぶ断崖と言う意味から「塔のへつり」と名づけられたそうです。「ヘつり」とは地元の言葉で断崖との事です。川に近い所が丸く削られており自然の造形に感嘆します。
削られた部分を歩けるようですが皆さん怖くないのかな?上の岩が落ちてくる心配をするのは私だけですかね?
対岸に渡る吊り橋と周囲の紅葉が素晴らしいですね。緑が残るこの時期が岩の白さと相まってベストなんでしょう。え!道から外れた危ない所で撮影しているのは兄でした(@_@) 落ちても誰も助けられませんよ....
吊橋の下流側に続く奇岩と紅葉の作り出す渓谷美も素晴らしいですね。
姉は二度目だそうですが前の印象とは段違いに良いそうです。やはり季節と天候の違いは大きいでしょうね。今日の素晴らしい景色を見られて大満足の二人です。
道の駅しもごう
【14:10】ここでお土産を購入して地域クーポン券を使い切りました。地域クーポン券ですから福島県内でしか使用できません。震災後11年ですが少しは福島県の復興に協力出来たかな?
建物右手の小高い丘に標石がありました。かって測量に携わっていた私としてこれは見逃せません。地道な活動に頭が下がります。
奥に見えるたおやかな稜線は方向からして只見の山々です。手前の紅葉が綺麗でした。この後、新白河駅まで30kmの安全運転をお願いします!(^^)!
珈琲を飲みながら
最終日も天気に恵まれ楽しい旅行となりました。福島で訪れた3ッ目になる鶴ヶ城は赤瓦の美しさが印象に残りました。大内宿は都会のテーマパークにはない茅葺民家の連なりが落ち着きを感じさせます。また、同じ観光地でありながら塔のへつりは自然のダイナミズムを感じさせてくれました。今回の旅行はいずれの場所も紅葉が見頃で言う事なしです。たまにはこう言う事があってもいいですね(^^♪
おっ!ここはsoratokazeさんの隠れ家ですね。雰囲気も良さそうでトーストも美味しそうですね。
今日は福島旅行の最終日です。鶴ヶ城、大内宿、塔のへつりを目指します。