戸隠神社五社と紅葉の鏡池を巡る(2023年10月17日~18日)

戸隠神社は戸隠山のふもとにあり、奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社からなります。はるか神代の昔、高天原に由来する「天岩戸開き神話」にゆかりの神々を祀っています【戸隠神社HPより】

コースマップ

17日:長野駅→宝光社→火之御子社→中社→民宿(泊)

【7:24】今日は会社の先輩sugiさんと戸隠に向かいます。東京駅始発の新幹線あさま603号で長野駅に向け出発です。久々に乗る北陸新幹線ですが流線型の車体とゴールドラインがかっこいいですね。

【10:42】長野駅でバスに乗り継ぎます。バス停に大勢の人がおり心配でしたが増便があり座われました。上々の天気の中、約1時間で宝光社入り口です。まあ~神社に石段はつきものと軽く考えたのですが。

鳥居をくぐるとさらに急な石段が現れます。なんと!約270段とのことで社殿が遠くに見えます。両側は杉の古木で雰囲気は最高ですが最後はかなり堪えました。

石段を登り終えると荘厳な社殿がありました。五社の中では最も古い江戸末期の建築で天表春命(あめのうわはるのみこと)が祀られ、女性や子どもの守り神として尊崇されています【戸隠観光協会パンフより】

【11:07】宝光社から戸隠古道を歩きますが昔を感じさせるのは途中にあった伏拝所だけでした。石畳と杉並木をイメージしていた私としてはチョット拍子抜けです。

【11:34】ほどなく火之御子社に到着です。天照大神にお出ましいただくため、岩屋の前で舞を舞った女神・天鈿女命(あめのうずめのみこと)が御祭神です【戸隠観光協会パンフより】

【12:03】住宅地を抜けると高さ11mを超える大鳥居です。平日ですがかなりの観光客で賑わっており近くの駐車場は満車でした。やはり長野県を代表する観光地ですね。

中社は岩戸を開く手立てを考案した知恵の神様・天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)が御祭神です【戸隠観光協会パンフより】均整がとれた重厚な社殿の構えに圧倒されます。

【12:33】戸隠に来たら戸隠そばでしょう!しかし有名な蕎麦屋さんは1時間半待ちとのことで近くを探しました。涼しかったので私は温かいそばです。sugiさんは天ざるでしたがそばの盛り付けが独特で「ぼっち盛り」と言うそうです。

【13:40】食後に時間が余ったので観光情報センターで話を聞いて散策です。

小さな溜池ですが対岸の紅葉の色づきが素晴らしかったですね。明日の撮影の練習を兼ねて雲が少なくなるのを暫く待って撮影しました。

【14:46】今日の宿は「民宿りんどう」です。10畳から28畳までの和室が10室ある大きな建物で通された部屋は10畳でした。部屋はリニューアルされておりガスストーブが置いてあり夜中も快適に過ごせました。

18日:民宿→奥社参道入口→九頭龍社・奥社→鏡池→中社バス停→長野駅

【8:50】宿から少し歩いたところに長野観光自動車(株)戸隠営業所があります。丁度タクシーが停まっていたので予約なしで利用できました。徒歩20分の所が3分で着きました。

鳥居の下で記念撮影をしていざ出発です。清々しい空気の中、色づく木々を見ながらの参道歩きです。

【9:22】随神門は寺院における仁王門の役割をしており、左右に鎮座する随神が境内に邪悪なものが侵入するのを防いでいるとのことです。

随神門から奥社へと続く参道には樹齢400年を超える杉並木があり荘厳な雰囲気を湛えています。門から約500m続きます。このような参道を歩きたかったので大満足です。

社務所手前のカエデの色づきが素晴らしかったですね。思わずパチリしました。

【9:58】九頭龍社は水を司る地主神・九頭龍大神を祀り、五社の中で最古の歴史を持っています。古来より心願成就の御神徳が高いとして、特別な信仰を集めています【戸隠観光協会パンフより】

【10:04】奥社は戸隠神社の御本社。天照大神(あまてらすおおみかみ)が岩屋にお隠れになったとき、無双の神力で岩戸を開いた天手力雄命(あめのたちからおのみこと)が御祭神です【戸隠観光協会パンフより】

【11:03】奥社から鏡池に向かう途中、森林植物園の中を歩いていると突如現れたのが天命稲荷です。真っ赤な鳥居に驚かされました。怖そうなキツネがいたので早々に退散しました。

【11:16】池周りの樹林を抜けると「はっ!とする光景」です。この時が風もなく一番水面がきれいで紅葉の木々を映していました。季節と時の巡り合わせに感謝!感謝!です。

紅葉の鏡池と戸隠山

【11:45】池の南にログハウス調のどんぐりハウスがあります。レストランと売店があるのでここで休憩です。

テラス席で戸隠山を見ながら寛ぎました。レストランのメニューにはガレットとケーキしかなく腹持ちのしそうなそば粉100%のガレットを注文しました。調べると「ガレット」はフランス料理の一種でした。

【12:20】鏡池から中社バス停までは60分の車道歩きです。一般車両も通行するので紅葉を見ながら楽しくとはいかず登りも長くて正直疲れました。

soratokaze

最初は私一人で鏡池の紅葉を見に行くつもりでしたが、先輩のsugiさんも行くことになり古道歩き、神社巡りと旅の幅がひろがりました。やはり旅は道連れですね。天気にも恵まれ楽しい2日間を過ごせました。