白樺の乗鞍高原&霧の八方尾根 : 前半(2025年10月7日~8日)

乗鞍高原あざみ池
soratoksze

秋の旅行はバス・ゴンドラを使い乗鞍岳&八方尾根からの展望を楽しもうと計画していたのですが・・・

乗鞍観光協会の使用許諾済み

番所大滝へ

新宿駅7時発の特急あずさ1号を降りてトヨタレンタカーへ向かいます。途中小雨が降っている場所もありましたがここ松本は大丈夫です。

車は途中から上高地線(松本~新島々)と並行して走ります。チラッと見えた列車にあっと言う間に追い抜かれました。イメージキャラクターの渕東なぎさ(えんどうなぎさ)に敬礼されてしまいました。

松本から1時間ほどでKogen MAP右下⑩「番所大滝」に到着です。ラッキーにも晴れ間が見えてきました。

昨日が雨だったのか滑りやすい急な階段を5分ほど歩きます。

滝の音が近づき展望台の屋根の向こうに番所大滝が姿を現しました。見たことが無い豪快な滝です。

落差40mの轟音と水量に圧倒されます。乗鞍高原に点在する滝の中で最も大きな滝だそうです。展望台から間近に見た迫力満点の動画です。

動画by姉

乗鞍岳畳平へ

Kogen MAP中央「乗鞍観光センター」に移動して乗鞍岳畳平に向かいます。山頂に登るには時間が遅いのか人はまばらです。バスの出発は13時なので時間があり軽く昼食です。

観光センター周辺はかなり色づいていました。上の方も紅葉が期待できますね。

乗鞍エコーラインはマイカー規制を行っているので此処でシャトルバスに乗り換えます。畳平まで50分の乗車です。

しばらくすると山頂下まで30分以上続く紅葉のビクトリーロードです。素晴らしい紅葉の写真がブレブレですみませんm(__)m

少しでも紅葉の雰囲気が出ている写真を探しましたがこれも景色が流れていますm(__)m 何もないよりましですが「写真を何年撮っているの?」のレベルですね。

畳平に近づくと針葉樹の間に黄色のダケカンバが見事です。写真の出来より霧がだんだん出てきたのが気がかりです。

到着した畳平はやはり霧の中です。バスガイドさんが「岐阜県側と長野県側の気流が合わさる山頂は雲が発生しやすい所です」と言っていた通りです。気温9℃の表示がありました。寒いはずです。

15時35分発の観光センター行きの最終バスに乗ります。少し下った時にちょっとだけ青空が見えました。

写真by姉

温泉の宿「やまみ」へ

観光センターから車で5分で今日の宿です。和室10畳が2部屋とれたのでゆったり過ごせました。温泉と食事は謳い文句の通り最高でした。白濁した炭酸硫化水素泉の湯は体があたたまります。

牛留池へ

翌日は朝から快晴です。この天気が続くことを祈って出発します。

牛留池から望む乗鞍岳です。乗鞍岳は剣ヶ峰(標高3,026m)を主峰とする山々の総称です。正面の三角ピークが剣ヶ峰、左手のなだらかなピークは高天ヶ原、右手に摩利支天岳・富士見岳・畳平と続きます。

Kogen MAP①「牛留池」は乗鞍岳噴火の際にできた溶岩台地の窪地に水がたまってできた池です【案内板から転記】

hiromiさん

快晴です!空と山と池と素晴らしい毎日です。宿も良かったです。

風もなく水のきれいな池に映る白樺を上手くとることができました。

あざみ池

Kogen MAP②「一の瀬草原」へ移動します。紅葉の木々に囲まれる駐車場をパチリ。

あざみ池に向かう散策路は綺麗に紅葉しています。軽やかな気分で歩きます。

「赤いのはウルシね」と自分で言っているのに。そんなに近づくとかぶれますよ!

あざみ池は、池の形が切れ目の多いアザミの葉に似ていたため「あざみ池」と呼ばれるようになりました【案内板から転記】

すすきと紅葉に囲まれた小径を通り駐車場に戻ります。昨日の畳平とは大違いで秋の暖かな陽射しを浴びての散策でした。

駐車場の横から続く「白樺の小径」です。白い幹と鮮やかな緑のコントラストが美しいですね。

soratokaze

乗鞍岳からの展望は無かったですが素晴らしい紅葉に出会え清々しい池巡りが出来た2日間でした。雄大な展望は明日に期待です。